このブログは、日本で一番最初にソメイヨシノが開花した四国宇和島市で、老いも若きも、わきあいあいとさくらの観測に通う、さくら観測隊の活動と、宇和島市のさくらの開花状況をご案内するブログです。



2011年3月26日土曜日

やっと五分咲きになりました

3月26日(土曜日)
 上の写真は、五分咲きを観測した標本木2のものです。
 ほとんどの枝に数十輪の花が咲いて、遠目からでもやや白っぽく感じるようになりました。
 一方標本木1の方も概ね五分咲きを観測しましたが、まだ天井付近の枝は咲き方が弱く数輪咲いた状態なのです。
 しかし周りの桜の開花状況は、この標本木が先行している形で咲き方は全般にやや鈍い状態です。

 周辺の山々では、何時も早咲きする山桜もまだちらほらしか見えません。また大島桜も咲いていないのです。
 再度目を標本木に移しますと、六分咲き以上になった枝がありましたので写真に撮りました(下の写真)。この枝のようになりますと、かなり美しい状態が見えると思います。
 この枝は比較的太陽が長時間当ったり、地面との関係で何時も花芽の生長が良い枝なのです。
 今日来られた観測隊員の方も、それぞれ例年とは異なった見方をされています。ひょっとすると異常現象は今後現れるかも知れませんので、隊員さんたちには「あらゆる角度から観察して下さい」と言っておきました。
 
 明日も晴天の予想(予報は「晴れ時々曇」)なので、ひょっとしますと標本木は<満開>となるかも知れませんよ!(桜54)