このブログは、日本で一番最初にソメイヨシノが開花した四国宇和島市で、老いも若きも、わきあいあいとさくらの観測に通う、さくら観測隊の活動と、宇和島市のさくらの開花状況をご案内するブログです。



2011年4月16日土曜日

平成22年度総会

4月16日(土曜日)

 今日は平成22年度の桜観測隊の総会でした。青少年ホームに約30名の方が集まり、平成22年度の事業・決算報告並びに平成23年度に事業・予算案等を審議しました。

 いろいろな意見が出て有意義な会議でしたが、若干ある人からは「無理難題を言うな!」と批判的な意見も出ました。

 会そのものは進展あるものでしたので、小生自身価値観を持って臨みました。

 皆さんの前で、有意義な作業(事業)をされた方の紹介もしましたので、きっと次年度(平成23年度)も価値ある作業をされることを期待します。

 今年度(平成23年度)から小生が、観測隊長として皆さんの英知と力を借りながら推し進める予定ですので、ご協力の程宜しくお願いします。

 また行政関係のスタッフも人心一新で望まれす様なので、更なる前進を期待します。(桜54)

2011年4月13日水曜日

葉桜となりました・・・

4月13日(水曜日)

 上の写真は標本木1の全景です。

 標本木は3月20日に開花し、その後順調に開花が進み3月29日に満開を観測しました。しかし今はもう、花の間から新芽が伸び次第に葉桜と化しつつあるのです。

 周辺の桜も、標本木の桜に追いつけ追い越せを合言葉に、一斉に咲き揃いました。


 その後各所の桜が満開となるに従って、3月下旬に開花しました花が少しずつ散り始めました。と思ったら、ご覧のとおり吹きだまりでは花びらがうず高くなっている所があったのです。

 今年の桜の開花状況は不揃いだったため、一斉に咲かず少しづつの開花で比較的長く楽しめました。

 まだまだ1週間は楽しめますので、ぜひ丸山公園に足を運んでください。(桜54) 

2011年4月9日土曜日

なごり

4月9日(土曜日)

 宇和島市丸山公園の桜標本木は開花後、三分咲き、五分咲き、満開を過ぎ、さらに山全体の桜満開と共に散り行く桜となりました。

 さて散り行く桜の下を見ますと写真のように、道に小さな花びらが沢山落ちていました。所謂桜の絨毯(ジュータン)です。

 桜標本木の坂道は周辺に沢山の桜が植わっていますので、今後写真以上の花びらのジュータンが見えると思います。

 他の場所にもかなり花びらが落ちるのですが、桜標本木周辺では車が通行しません(歩行者専用道路)ので、例年きれいな絨毯道路と化すのです。

 昨日は孫4人を連れて観測に行きますと、熱心な桜観測隊の児童が早くも来ていました。

 今年から参加しています彼は、桜の花芽の生長を測定しまた記録し、さらに我々が測定していない花の直径など新しい試みもやっているのです。感心しました。

 そういった記録を残すことによって次の新たな考えが浮かぶのです。

 来年にはそういった資料を基に小生も少し考えてみようと思います。

 自然が相手の<考え>は次々生まれてきますので、皆さんもこういった身近な自然を相手にいろいろと観察しては如何ですか?(桜54)

 写真は、ジュータン化しつつある道路と、散り行く桜標本木です。 

2011年4月6日水曜日

桜観測様々

4月6日(水曜日)  最初の写真は本日(4月6日)に撮影したものですが、かなりきれいに咲き揃っているでしょう!  次の写真は<満開時>に撮影したものです。  上の写真は皆さんが鑑賞上<満開>とされるものですが、下の写真は<観測上満開>ととったものです。  3枚目の写真は五分咲きとなった標本木、また開花した日に撮影した(幹から出た)花芽です(4枚目)。  それぞれ違った目から見ますとそれぞれ趣がありますね!  桜標本木周辺では、様々な種類の桜が植えてありますので、時期をずらせば長期間楽しめます。  桜の開花する前(約1週間)から、桜観測隊員さんたちが午前10時に観測を行います。また数日前になりますと日に2回の観測をしますので、今年お見えになられなかった方、また興味のある方は来年ぜひおいで下さい。  桜前線は徐々に北上していますので、間もなく東北路に入ります。  震災に遭われた人たちのため、明るい話題としてまた心のよりどころとして桜は欠かせないものだと思います。  寒さも和らいだ今日この頃、「北関東や東北の方お待ちどうさまでした」と言える日が近いですね!(桜54)