ちょっと見にくいのですが、写真下に右に向かった花芽が見えていると思います。
この花芽(赤芽)は16mmあり、桜開花観測に必要な数値に達したのです。
この数値から算出しますと、あと1週間程度で開花する可能性があるのです。すなわち20日頃には開花かも知れません。しかし1個だけでは開花(気象庁の発表基準は1標本木に5輪以上の開花)とならないのです。
他の花芽を見ますと赤芽が可なり多くなっていますので、明日以降の気温上昇がカギとなってくるでしょう。
観測の帰り際に観測隊のメンバーから、「あの枝にも大きいのがありますよ!」と言われ見てみますと、本当にあったのです(生憎写真がありません)。
その赤芽も含めて、明日以降の観測にはかなり力が入りそうです。期待してください。(桜54)